スタッドレスタイヤと普通のタイヤの違い

タイヤはゴムで作られています。

ゴムは冷えると硬くなることは良く知られています。

スタッドレスタイヤ(スノータイヤ)のいちばんの特徴は、冷えても硬くならない性質のゴムを使っている事にあります。

また、通常のタイヤではすべりやすい雪道や凍結した道路の氷への引っ掛かりを増やすためにブロックひとつひとつを小さくし、ブロックそのものも角の多い形状を採用しています。

さらに個々のブロックに「サイプ」と呼ばれる切れ目を入れて、サイプの角が雪面に食い込む構造になっています。

アイスバーンでスリップする原因に、「氷とタイヤの間にできる水の膜」の存在があります。スタッドレスタイヤはここに着目し、ゴムに無数の気泡を持たせてその中に水を含ませるようにしたり、軽石の粉末をタイヤに混ぜ込んで引っ掛かり性能を高めたり、様々な工夫が凝らされています。

スタッドレスタイヤについて

スタッドレスタイヤは、雪のない場所でもそのまま走ることができるます。

そのため、冬場はあらかじめ取り付けておいても通常の路面を走る事が可能です。チェーンに比べても走行中の振動や騒音が少なく快適に走れるのが大きなメリットです。

チェーンに比べてグリップ力に不安を感じるかもしれませんが、積雪が多い地方のドライバーが常用しているように、性能面でも不安はありません。

結論として、積雪地域に住んでいる方、雪が降っても車に乗らざるを得ない方、年に何度かスキーに行くといったユーザーは雪が降り始める頃からスタッドレスタイヤを履いておくのが良いでしょう。

スタッドレスタイヤの寿命

スタッドレスタイヤには、スタッドレスとして機能する限界を示す プラットフォームと、タイヤそのものの磨耗限界を示すスリップサインの2種類のインジケーターが設けられています。

原則としてプラットフォームが露出するまでスタッドレスとして使用できます。

しかし、実際には経年劣化によってゴムの硬化が進み、年間3〜4ヵ月の使用で3年ほど経過するとスタッドレスとしての性能は失われると言われています。

そのため、毎年同じスタッドレスタイヤを使うことは問題ありませんが、いつ購入したかぐらいは最低限覚えておく必要があります。

※スタッドレスとしての性能が低下しても、その後スリップサインが露出するまでは夏タイヤとしてであれば使用できます。

購入時の注意

スタッドレスタイヤには「ホイール付」と「タイヤだけ」のものがあります。

ホイール付きのスタッドレスタイヤであれば、夏タイヤへの交換や、また来年スタッドレスタイヤが必要になった時に、自分で交換することが出来ます。

それに対して、タイヤのみの場合は初期の購入費用はホイール付きに比べて安く済みますが、あとあとタイヤ(だけ)を交換するとなると一般の方ではなかなか交換できません。

そのため、スタッドレスタイヤから通常のタイヤへ交換する時、またその逆の交換を行う際には、毎回毎回専門ショップへ依頼しなければなりません。

そのときには履き替えるタイヤも持って行かなければならず、また保管時に内面に異物や水が入らないようにしなくてはならないなど、費用・手間隙・管理などにおいて大変になってきます。

それらの事を考えると、スタッドレス用のホイールを1セット持っていた方がはるかに楽です。
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